ビジョンを活かしたまちづくり

ビジョンを活かした
まちづくり
山形市に行きたい、働きたい、学びたい、住み続けたいなど「選ばれるまち」になるには、他にはないまちの魅力を磨いて発信していくことが必要です。健康とまちづくりの視点を融合し、あらゆる分野にビジョンを浸透させ、具体的な施策に反映させるとともに、市民や企業の取組にもつなげることで、まちの個性や魅力を高めていきます。
CASE01歩くほど幸せになるまち

「歩くほど幸せになるまち」という中心市街地のグランドデザインテーマに沿って、居心地のよい回遊性のあるまちづくりを進めています。
世界かんがい遺跡に登録されている「山形五堰」の1つ御殿堰を活かした街並みの整備によって、山形ならではの風情を感じられる、居心地が良く歩きたくなる空間づくりを行っています。
CASE02冬でも歩きやすい消雪道路・歩道の整備

雪国ならではの歩けるまちへの取組として、「消雪道路・歩道」の整備を進めています。
消雪道路をつなぎ合わせネットワーク化し、回遊性を高め、冬でも歩きやすいウォーカブルなまちづくりを推進しています。
CASE03歩くことを補完する公共交通の充実(バス・電車など)

自家用車に頼らなくても公共交通を利用して誰もが快適に移動できる環境の実現を目指し、公共交通ネットワークの整備等に取り組んでいます。
公共交通の利用促進は、歩くことを補完し健康づくりを促すとともに、市街地の活性化にも寄与します。
CASE04歩くことを補完する公共交通の充実(電動アシスト付きシェアサイクル)

スマホ等を使った簡単な手続きで、24時間自由に借りて自由に返却できる自転車貸出サービスを実施しています。
人口一人当たりの自転車台数は東北一であり、民間企業の皆様と協力しながらシェアしやすい環境づくりに取り組み、健康づくりの側面を担っています。
CASE05雨や雪でも子どもが走り回れる屋内型児童遊戯施設

天候に左右されず、子どもたちがのびのびと遊ぶことができ、遊びを通して健康の増進を図り、豊かな情操を育むため、山形市は市内2か所に屋内型の児童遊戯施設を設置しています。
また、夜間には軽運動のできるホール等を開放し、市民の健康促進と地域交流の活性化を図っています。
CASE06「聞こえ」を支援し、孤立を防ぎ、認知症を予防

難聴のある高齢者の「聞こえ」を改善し、社会参加を促進することで、社会的孤立を防ぎ、介護予防・認知症予防・健康寿命の延伸につなげるため、山形市聴こえくっきり事業を実施しています。ヒアリングフレイル※の普及啓発・補聴器相談医(耳鼻咽喉科)からの紹介やアプリによる早期発見・補聴器相談医の診察や補聴器購入費の支援・補聴器購入後のフォローアップ・データ分析までをパッケージ化し、医・産・学・官の多機関が連携しながら、総合的に取組を実施しています。
※「ヒアリングフレイル」は、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会を権利者とする登録商標(商標登録第6340673号)です。
CASE07ヒートショックを予防する快適で健康な省エネ住宅の普及

省エネ住宅は、外気の影響を受けにくい、高断熱・高気密の住宅です。エネルギー使用料や光熱費の削減だけでなく、住宅内の温度差が解消され、ヒートショックの予防につながります。環境の面からも健康づくりや疾病予防につながる取り組みを行っています。
※ヒートショック…血圧が急上昇・急降下することにより血管や心臓に大きな負担がかかることを指し、急激な寒暖差が生じやすい浴室で起こりやすいと言われています。