医療先進都市やまがた

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市長メッセージ

市長メッセージ

持続可能な「選ばれるまち」
山形市を目指して

山形市は、「健康医療先進都市」と「文化創造都市」の2大ビジョンを掲げています。この度、そのうちの1つである「健康医療先進都市」のブランディングサイト「HELLO!SUKSK LIFE」を開設いたしました。

山形市は、重要な都市機能の一つである健康と医療の分野において、他の都市にはない強みを持っています。
全国的に医師不足や医療崩壊が心配される中、大学医学部・医科大学は全国にわずか82校しかなく、多くは首都圏や大阪圏に集中していますが、山形市には山形大学医学部があり、北海道・東北で唯一の重粒子線がん治療施設もあります。さらに、市立病院済生館など総合病院が数多く立地しており、人口10万人当たりの病院・診療所の病床数は中核市の中で東北1位、全国でも9位です(中核市市長会都市要覧(2023年度版))。

また、2019年4月の中核市移行に伴い開設した山形市保健所には、保健所長だけでなく副所長も医師を採用しました。さらに、薬剤師、保健師、管理栄養士、歯科衛生士、精神保健福祉士等の専門職を配置し、健康医療政策のシンクタンク機能を持たせ、市民の健康データを分析し、科学的な知見に基づいた健康寿命の延伸政策に取り組んでいます。加えて、安全で美味しい食、身近にある温泉や里山、豊かな自然環境など、健康な生活を送るために必要な基盤も整っています。

こうした全国でも類まれな健康と医療の強みを活かし、独自に提唱したSUKSK生活の推進を軸に、中心市街地グランドデザインでは「歩くほど幸せになるまち」というテーマを掲げるなど、あらゆる分野でビジョンを活かしたまちづくりを展開しています。
ビジョンを内外に発信することで、山形市が何を目指しているのかということを知っていただき、その方向性に沿った多彩な人材が集うことでさらに個性ある魅力的なまちとなり、持続可能な「選ばれるまち」となるよう、市民の皆様や事業者の皆様とともに、歩みを進めてまいります。

山形市長 佐藤 孝弘